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田園調布動物病院

お知らせ

フェレットの健康管理

●日常の世話

・ ケージの掃除

フェレットは、消化管の長さが短い関係もあり、排便を1日数回行います。放っておくとすぐにトイレが糞の山ようになってしまいます。毎日または1日に数回は糞を取り除くように心がけたいのもです。飲水ボトルの水は、毎日取り替えるようにして、いつでもきれいな水が飲めるようにしておきます。給水ボトルの中の水を長い間入れたままにしておくと緑膿菌などの雑菌の温床となってしまい、下痢などの体調不良につながってしまいます。

・体のお手入れ

フェレットは個体差こそあれ比較的お風呂が好きな動物です。もともと水辺に生息するイタチやカワウソなどに近縁だからかもしれません。
シャンプーの頻度ですが、月に数回入れる飼い主さんやほとんどお風呂には入れないという人まで様々です。フェレット特有のジャコウ臭が気になるあまり頻繁にシャンプーを入れる人がいますが、それはかえって逆効果になります。シャンプーをすると皮脂は洗い流され、その結果、新しい皮脂が活発に分泌されることになります。そして分泌された皮脂は新しいものほど強い匂いを発します。
過剰なシャンプーは毛艶がなくなるばかりか、皮膚が乾燥するなどして皮膚病のもとにもなってしまいます。そのような理由から多くても1ケ月に1~3回程度がよいと思われます。フェレットに使用するシャンプーはペットショップで入手できる刺激性の少ないフェレット専用のものを用いるのが安心です。
フェレットの毛の抜け替わり時期は年2回春と秋です。自分でも頻繁にけづくろいしますが、猫のように胃内に溜まった毛玉をうまく吐くことができません。したがって、抜け替わりの時期は、いつもより多めにブラッシングを心がけるようにします。使用するブラシは、金属ででできた堅いものは避け、獣毛やゴムでできた柔らかなブラシを使用します。

●飼い主さんが必要な疾病予防

わんちゃんやねこちゃんと同様に、フェレットにも健康な体を維持するためにいくつか知っておかなくてはならないものがあります。

・ジステンパー

フェレットはジステンパーウイルスに対して非常に高い感受性をもっています。感染すればほぼ100パーセント死亡すると言われており、必ず予防しなければなりません。しかし現在日本にはフェレット専用に認可されたジステンパーワクチンが販売されていないことから、何かと議論のまとになっています。文献では鶏卵培養の弱毒の犬用生ワクチンであれば有効とされています。いうまでもなく犬用のワクチンをフェレットに接種するということは、適用外使用になるので飼い主さんの充分なご理解が必要です。

・フィラリア

フィラリアとは、犬糸状虫症のことを指していいます。フィラリアは、蚊の媒介によって感染する寄生虫で、「そうめん」の様な長い寄生虫が主に犬の血液や心臓に寄生する恐ろしい病気です。一方でフェレットにもフィラリアは感染することが知られています。フェレットは体が小さいので、仮に少数の寄生でも重篤な状態になります。
フィラリアの予防は月に一度、内服薬を飲ませます。予防の期間は蚊が出始めてから投薬を始め、蚊が見えなくなって1ヶ月先までの予防になります。生活地域によっても異なりますが、普通は5, 6月より11,12月までが多いようです。かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。

・肛門嚢摘出手術

フェレットには、イタチ科特有の、肛門の両脇に匂いをだす袋、肛門嚢があります。敵に出くわしたときや、驚いたりしたときに強烈な匂いを発します。しかし現在、ペットショップで売られているフェレットにはほとんどこの手術が施してあります。もし摘出していない個体でペットとして飼育するのであれば手術を行います。