わんちゃん、ねこちゃんを飼いはじめてしばらくすると、
まず、始めにぶつかる大きな疑問が不妊手術をするかどうか、
という問題です。
この問題を解決するには、いろいろな角度から考えて決めなければなりません。
まず、不妊手術をするメリットとデメリットを挙げてみます。
■不妊手術をする場合のメリット
- 発情の時期のストレスから開放される。年間を通じて健康状態が安定しやすい。
- 発情に関連する行動が軽減される(外に出たがる、マーキング、遠吠え、生理など)
- 病気の予防につながる(睾丸、前立腺、子宮の病気、乳ガンなど)
■不妊手術をする場合のデメリット
- 全身麻酔をかけて手術を行う。
- 健康なのにメスを入れるのは痛い思いをして可哀相
- 太りやすくなる
一般には、猫ちゃんでは、ほとんどの方が不妊手術を行って飼育しています。
わんちゃんも、乳がんや子宮関連疾患の予防をかねて若い時期に手術してしまう方が
年々増加傾向にあります。
いつまでに手術をしないといけない、ということもありませんが、
高齢になって病気になって手術をすることにはリスクが高くなります。
いろいろな角度から、捉え考えた上で、もの言わぬ動物に代わって
飼い主さんが決定しなければなりません。
猫ちゃんに限り、大田区の在住の方は、大田区より不妊手術料が一部負助成されます。
以下をお読みください。
大田区の猫の不妊手術助成金制度
発情期になると室外に出て行くねこちゃんは異性を求めて外をさまよいます。
その際に、交通事故を起こしてしまったり、 他のねこと喧嘩をしてしまうことがあります。
また、不用意な妊娠、出産は不幸なねこちゃんを増やす結果となります。
それらをうけて、大田区では、捨て猫や野良猫が増えないように、猫の去勢・不妊手術を奨励し、 手術料金の一部を助成しています。
不妊手術はたいてい生後半年から一年以降になれば手術を行うことが可能です。
対象………………依頼主が大田区在住であること。
助成方法…………通常の手術料金より助成金額を差し引きます。
手術料金はお電話にてご確認ください。
助成金額(飼い猫)……………雄:2500円 雌:5000円
(野良猫・地域猫)…雄:7000円 雌:14000円
申し込み方法…… 病院でお渡しする書類に記入、捺印をしてください。
手術・入院期間…通常は入院1泊2日(手術当日の午前中来院、翌日退院)
※手術当日の食餌・飲水は避けてください。
※退院後はエリザベスカラーの装着、抜糸の必要としない方法です。
不妊手術を行うには、事前に健康状態のチェックが必要です。
お電話にてご確認ください。
Tel:03-5483-7676